頑張れ トキハ
大分で百貨店と言えば 「トキハ」さんなんですが、さすがに本店は苦戦の連続のようです。
ついに、サティが閉店、中心部商業地域に好材料はなかなか見当たりません。
先日も申し上げましたが、昨年までに大分の市街地活性化に投入された税金は過去8年で700億円以上、そして今後の予算として、250億円の予算が付いています、交付先は大半が商工会議所の模様です。
結果、成果がでているのか? といえば現状をみれば大方の察しはどなたでも解ることでしょう。
さて、現実問題として、どうすればよいのでしょう?
そこで、竹町で店舗をしている中でのお客様の言葉を取り上げてみました、
「ほらね、トキハとは違うでしょ」
これはうちの店でよく耳にするお客様のお言葉です、
何が違うって?
家庭雑貨についてのことですが、お客様のリクエストについての店頭販売員の対応の違いです、
トキハの場合、店頭に無い商品を問い合わせてみると、調べるわけでもなく、無いと返事されることが多いとのこと。(1年で100件近く 同様のご意見をいろんなお客様から承っております)
お客様は この世に存在しないものを 問い合わせすることはほとんどありません、「無い」じゃないんですよね、担当が「解らない」「知らない」なんでしょう、これで良いのか? トキハ。
タイムズタイムでは 1分もしないでカタログをお見せして、当方お取り扱いしているものはこちらになります、お取り寄せは可能でございます、という感じですかね。
もちろん、対応する人間の頭の中の商品データからお答えする訳です。
「百貨店」 名前の通り考えると販売員の商品知識は高くて当たり前とも言えますが、大分では さにあらず、残念ながら ジャンルによるとは思いますがテナント以外の販売員の商品知識は低いのです、バイヤーという役職の方も例外なく知識や意識は低いです、なぜか?
それは地方特有の流通にあるようなんですね、問屋任せ、っていうのでしょうか、問屋さんに任せすぎた期間が継続してきた上での結果ではないでしょうか、バイヤーや販売員が製造メーカーを尊重し敬意をもって見学、なんてことなさっているのでしょうか?
ま、内部的なことは余計なお世話でしょう、現実に戻れば 百貨店なのに百貨の知識の持ち合わせが無い、持とうとしない、のが現状と言えるのではないでしょうか。
本気で市街地活性化を考えるのであれば、運営している個々の店舗のスキルアップは必須でしょう、郊外型の店舗に対抗するのであればこの点を見逃しては先に進めないです、都市圏でありながら郊外のホームセンターより売り上げをとっている「東急ハンズ」、まさしく従業員の専門性の高い商品知識が勝ち取っている実例と言えると思います、見習ってみるのもよろしいのでは。
税金で店舗改装するよりは、従業員の接客、特に商品知識を上げましょう!
きっと お店が活性化していきますよ。
はい、イチ雑貨店主が言うことじゃ ありませんよね、はいはい 失礼致しました。
ということで
頑張れ 大分 トキハ !!
看板だけじゃなく、ネイティブな百貨の知識を取り込もう!