入学式
基本的に高校から先は本人の意志で、と思い進路について何も口だすこともなかった父親ですが、入学式に出席してみて、ま、なんとかなるだろ、いや、なんとかなれよ、と心の中で息子に言ってみた。
気づくことはないのだろうが、間違いなく人生の潮流ってのかな、彼はそれに乗りつつあるのだろう。
ただ、私は親として教えたいことがまだまだあるのかもしれない、しかし、それは自分で学びとるために残しておかなければいけないのかもしれない、能動的に吸収することを親のエゴで受動的に教えてしまえば薄っぺらな知識になりかねない、自らが興味を覚え、知識や経験を得ること、これが彼の人生で重要なのだろう。だから親は目立たぬように見守ってやることが肝心なのかもしれない。
そんなことを、思いつつ歴史のある校舎と桜を後にした月曜日の午後でした。
入学、おめでとう!