時系列
私はflashやJavaScriptの作成、ビデオ編集をしだしてから「時系列」をよく考えるようになった。
そんなこの頃に高校の教壇で生徒たちになにげに人生について数分話した。
人生を時系列で考えてみるとだ、
君たちの人生はまだこの辺、
始点の誕生から終点の死までの前半の相当始点よりの位置を示す。
君たちは、これからいろんな悩みを抱えたり、絶望に直面するのかもしれない、
けれども人生の時系列でみれば一瞬の出来事なのだ。
その時、大変な苦難と思うたことが数年後見返すとなんでもないことに思えるかもしれない。
時系列全体を考えれば希望、可能性は間違いなくある、その機会は何度もある。
先を見据えて困難を畏れず生きる。
生きていればこそその時系列はいろんな可能性を生む。
いろんな知識を得て、いろんな事を考え、生きる。
生きてなんぼ、の世の中と思う。
他人に迷惑、世話をかけた、と思ったら。
後に自分が他人を助けたり、世話をしてあげればよいのだ。
時系列で物事を見る、これはひとつの考え方と思う、
そうすれば楽に考えられる事が多いかもしれない。
時系列、この言葉、これからの授業での簡単なスライドショーやアニメーションなどをつくる時の説明に出てくるのだけれども、
私はこの言葉に対して最近こんな風に思ったりした。
生徒たちの反応は意外とよかった、非常勤講師の身分でこんな話を彼らにするのはいかがなものか?といわれかねないことかもしれないけれど、私個人として妙な親心が彼らの瞳をみると湧き出てくる、みっともないことなのかもしれないがイラストレータやフォトショップの基本を教えながら、そして彼らとのいろんなやり取りのうちに、ついつい余計なこんな部分がでてしまう。
始業、終業の礼とは別に、毎回「先生ありがとうございました」といって教室を出て行く彼ら、本当に有り難いのは教えている私のほうなのだ、とつくづく思う、ありがとう。