MSvsグーグル

sakapa

2008年02月02日 17:18

「ヤフーをマイクロソフトが買収提案!」 ちょっと驚きのニュースですが大方では予想されていましたね。

世界中の大半のPCがウィンドウズOSを使い、巨万の富をえているマイクロソフト社、しかしその将来は彼らからすると不安だらけなんです、
キーワードは「オープンソース」、MS社の収益源はなんといってもパソコンのオペレーションシステムソフト、ウィンドウズです、しかし世界の流れは大きくオープンソース化に傾いています、元々基本OSに決して安くない価格をつけて販売してきたわけです、OSはコンピューターの基本言語とでもいうべきものです、「音楽で音符を作ったのは私だから、音楽を作る人、聞く人は私にお金を支払いなさい」っていっているのと同じ理屈とも考えられますよね、もし、音楽でそんなことがまかりとおっていたら、現在のような音楽の文化はなかったでしょう、「オープンソース化」すなわち、基本の部分は完全に無料化する、ってことです、多くの学識者が当然のことのように唱えています、確かにビルゲイツさんは、たぐいまれなる商才の持ち主でしょう、しかし人類の文化の発展の歴史上では一時期のことなんですよね、
そんな状況下でMS社はOSの売上に依存しないでビジネスになるものの必要性を強く認識していたはずです、そこに台頭してきたのがグーグル社です、ネット検索と広告を巧みに利用した全く新しいビジネスで急成長するグーグル社、MS社にとってはまさに出遅れでしょう、そしてグーグル社がすすめるビジネスはユーザーにたいしては無料っていう場合がほとんどなのです、今年は携帯電話の無料版を発表する予定のようですし、そのビジネス戦略はMS社の2年ぐらい先をいっているかの様相なんです。
そこでMS社がたどりつくのは、同じネット検索大手のヤフー買収ってことになるんでしょうね、
2年前のグーグル社によるユーチューブ買収のように先を越されてしまうことのないよう、資金力にものをいわせてのヤフー買収に動いたこと、なんとなく解りますが、はたしてどうなることやらです、いずれにしろ事の推移を注目です。

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