2012年12月30日

門松をつくろう!

今年も残すところあと少し、そんな師走の30日に息子のお世話になっている高校のおやじ会で門松をつくりました。
材料集め、加工、組み立てと大変といえば大変ですが、なんとか終わってみると結構面白かった初門松つくりでした。
門松をつくろう!門松をつくろう!
門松をつくろう!門松をつくろう!
門松をつくろう!門松をつくろう!
門松をつくろう!

門松は、お正月に家の入り口に立てられる一対になった松や竹の飾りで、長さを違えた三本の竹に松を束ね梅の枝をあしらって荒縄で結んだものが一般的です。
お正月は本来、神様が地上におりてくる日です。もともとは、新年の神様を招くという風習があるために飾られるもので、神様が私たちの家に降りてくるときの目印になるといわれています。
松竹梅が慶事に用いられるようになったのは、室町時代からといわれています。植物分類上でみると裸子植物(=目立った花が咲かない植物)から松が、単子葉植物(=最初にできる葉が1枚)から竹が、双子葉植物(=最初にできる葉がふたば)から梅が選ばれています。
「門松」に松と竹が選ばれている理由は、「松は千歳を契り、竹は万代を契る」と言われ、依代(よりしろ=神の宿る場所)が永遠に続く事を願っての組合せです。確かに松も竹も気品が高い印象を受け、根強い繁殖力、やせ地にもよく耐えて生き続けます。そのため「永遠」や「純心」などの象徴になっているようです。
なお、竹の節をからめて斜めに切って使用した場合、その切り口が「笑口」に似ている事から「笑う角に福来る」といわれています。門松は、お正月に家の入り口に立てられる一対になった松や竹の飾りで、長さを違えた三本の竹に松を束ね、梅の枝をあしらって荒縄で結んだものが一般的です。

設置期間
12月の13日(もしくはその後)に、山から松の木(枝)を取ってくる「松迎え」をおこなう。この「松」により、山から歳神様(歳徳神)を迎え入れる事となる。
門松の設置は「松の内」に入る12月13日以降ならばいつでも良い。但しクリスマスは避けて設置される傾向にあり、他に12月29日に飾るのは「二重苦」、さらに9の末日でもあるので「苦待つ」に通じるとされ、「苦松」といって忌む。また12月31日に飾るのは「一夜飾り」「一日飾り」といって神をおろそかにするということから、それぞれ避けることとされている。
7日までを「松の内」といい、お正月の松飾りをつけておく期間となり、6日の夕方や翌7日に片づける場合が多い。 しかし、地域によっては1月15日の小正月まで飾るなど、さまざまである。(左義長が行われる地域は、左義長で門松を焼くので、それに合わせて仕舞う。左義長は1月15日の小正月が多いが、地域や神社によって異なる)
Posted by sakapa at 20:00│Comments(1)
この記事へのコメント
来年のための備忘録としての投稿です。
Posted by sakapa at 2012年12月30日 20:32
 
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