2007年06月09日

P波とS波

地震のP波とS波
地震波の縦波は、地震波の中で最も速く伝わることからラテン語で「最初の」という意味の"primae"(英語"primary"の語源)から、P波。
横波はP波の次に速く伝わることから、ラテン語で「2番目の」という意味の"secundae"(英語"secondary"の語源)からS波と呼ばれています。

縦波のP波は液体や気体でも通過し(地鳴り・海震など)、それに対して、横波のS波は固体しか通過できません。
今回、別府方面で地鳴りがしたのはこのP波によるものと考えられます。
P波はS波より約1.7倍速く(地殻を伝わっている場合)縦揺れをさきに感じるのはそのためです。
今回は震源が浅いこともあって横揺れがすくなかったような気がします(これは個人的主観ですが)それとP波とS波の間隔も短かったですね。
P波とS波の時間差によって震源位置が推測可能ですので10kmという浅さからしてこれを実証している結果といえます。

今後、地震が起きた時、P波とS波、頭に入れておくと理屈がのみ込めることと思います。
P波とS波の間隔が短ければ、震源が浅い。

小学生のうちの子に説明はしてみたものの、はたして理解できたんでしょうかP波とS波。
ま、そのうち授業で習うことがあると思うのでそのとき、あの時おやじが・・・で思い出してくれればいいかな?
Posted by sakapa at 15:41│Comments(0)
 
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