2007年07月24日

ユーチューブ!

ユーチューブってご存知でしょうか?
私はブログを始める前の3月に新聞とニュースで知りました。
ユーチューブは世界最大の動画共有サイトです。
この共有という部分が法的に微妙な問題になっています、ブログは法的には私日記と位置づけられていて、個人が使用するという考えで著作権なども比較的、寛大にみられていた現状があります、しかし、現在、実情は不特定多数に配布されることが予想される形態で利用されていることも多々あるようです。ユーチューブではユーチューブのサイトに登録するとサイトに登録された動画が自由にコピーでき、それを簡単に自分のサイトに貼り付けることが出来ます、故に著作物を個人利用以外に利用可能にすることができるようになるわけです。そのため、最近は日本音楽著作権協会(JASRAC)等の団体が個々に著作権侵害の事実を指摘するとともに、悪質なケースについては訴訟で対応しているようです。実は私の店にも今年になって2回、電話がありました、店舗内でのBGMについてでしたが、私の店自体では音楽は流しておりませんので、丁寧にその旨伝えました。新聞などの記事を総合して考えるとよほどでない限り個人を訴えることはないと思います、彼らがターゲットにしているのはそれなりに規模のある商業施設や法人でしょう、個人、および個人商店については警告をしているように受け取れました。
ユーチューブ自体、元々はCEO(最高経営責任者)が友人にパーティーのビデオを配る方法として考えた技術をもとにして、簡単にビデオ映像を共有できるようにしたいという考えからできたということですので、本来の事例のように使用する分には問題はないと思います。
しかし、実際、実情は変わってきています、多くの著作物が流通されてしまっていて、それに対するユーチューブの対応もかなりアバウトにみえます、ある意味、著作権自体への問題提起なのかもしれませんが、あまりにも利用が急拡大したんで対応不能になっているのかもしれません。
今年の3月、ユーチューブはバイアコム社より多額の著作権侵害等の損害賠償訴訟を受ています、その経緯を多くのメディアが注目しており、ユーチューブの親会社のグーグル自体まで波及する可能性も考えられます。
はっきりいえるのが、こういったことは時代の流れです、デジタルな時代に沿ったいろいろな法解釈が必要とされているということにほかならないと思います。

話はかわりますが、グーグルさんちょっと儲け過ぎですからね、儲け過ぎは必ず敵、つくりますよね。
私個人はグーグルって会社自体は好意をもってみてます、最近NHKでも取り上げられてましたが、検索という新ジャンルの商売を創り出しましたからね、私も、いまだにグーグルの検索アルゴリズムに挑戦してますよ、推測に推測を重ねてですね、
正解が解からない問題にトライするのも結構、楽しいものです。
グーグルさん、ありがとう!
そして、さあ、どうなることやら、訴訟の行方、注目です。
Posted by sakapa at 01:41│Comments(0)
 
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