タイムズレター

来年のＮＨＫ大河ドラマは「龍馬伝」、私の故郷、高知はもうすでに相当盛り上がっちょるらしい。
そんなこんなで最近、私の夢に出てきてくれたりしてくれている龍馬さん、過去九州にはよく来ていたのは皆さん周知のことと思います、たぶん現在も龍馬の魂は九州中を回ってみたり、大阪寄って見たり、お江戸に上ってみたりとしているのでしょう。

昨日、ふと想い出したのが「亀山社中」
これはよく知られている「海援隊」の前身の会社名です、長崎の亀山というところで商社を起業した坂本龍馬、その初期の社名が「亀山社中」です。
書物によれば龍馬は豊富なアイデアは持っていたものの、経営者としての才覚は微妙であったようです、幾度も現在でいう倒産に近い状態になりながら、彼のキャラクターが魅せるものでしょうが大阪商人などの金銭的支援を受け立ち直っていたということです。
しかし、その後の彼の活躍、日本という国に与えた影響は金銭でははかりしれない大きなものであったと思います。
坂本龍馬が「亀山社中」を立ち上げたのも決して金儲けの為ではなかったでしょう、日本という国の為にその時に自分が出来うる事のひとつとして立ち上げたのでしょう、これは後の歴史が証明してくれています。

ここで現代について思う、今の日本を代表する大企業に公共の理念はあるのか？　従業員を人として尊重しているのか？　
商業者は成功すればするほど、公共への感謝や福祉を疎かにしてはならないと思います、すべての部分での合理性追求することが必ずしも良い企業の姿ではないと思います。
なぜ今までこんなに儲けさせていただいたのか、って少しは思ってほしいものです、すべての大企業が悪いなんてことは思いませんが、驕り高ぶりその果てに経営が悪化したからといって政府や地方自治体に援助を求める、なんかねー、日々休まず経営努力している中小企業、個人事業者からすると　まったく理不尽な話に思います。
ま、ブチブチ言ってても1銭にもならないですから、庶民は福ちゃん（福山雅治）の演技をみて坂本龍馬の心意気を分けていただきましょう。

「龍馬伝」なんか今の日本の経済状況にマッチングしてますよね、ＮＨＫの番組編成は結構時代をみてます、プロフェッショナルやその他の番組も実に時代的にタイムリーな内容が多い、もちろん狙ってしているのでしょうが読んでますよね時代の流れ。
とにかく来年の｢龍馬伝」相当期待している高知出身の坂本でございます。


ＮＨＫ2010年大河ドラマ「龍馬伝」
http://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/2000/23281.html
　「幕末史の奇跡」と呼ばれた風雲児・坂本龍馬３３年の生涯を、幕末屈指の経済人・岩崎弥太郎の視線から描くオリジナル作品。

　土佐から江戸、そして世界へ。龍馬の行くところ、時代が怒濤のように動き始める。

　いつも自分の先を歩く同郷の天才龍馬への憧れ、妬みは師・吉田東洋暗殺を機に憎しみへと変わり、若き弥太郎を苛む。長崎で再会した二人は衝突を繰り返す中で急接近。「世界の海援隊を作る」龍馬の志は龍馬暗殺の後、弥太郎に引き継がれていく。
そして、龍馬の妻お龍や志士たちのパトロン・大浦慶など変革の時代を力強く生き抜いた女性たち、一攫千金を夢見て黄金の国ジパングに乗り込んだ英国商人グラバーなど、魅力溢れる登場人物が新しい龍馬の伝説を彩る。

　名も無き若者が世界を動かす「龍」へと成長していく姿を、壮大なスケールで描く青春群像劇「龍馬伝」、ご期待下さい。（ＮＨＫ　ＨＰより）　←　期待しちょるぜよ。


画像は龍馬役の福山雅治さん、よく見りゃオレに似ちょるな。　パカッン　←　空き缶が飛んできましたー