2010年11月24日

龍馬伝・・・

いよいよ今度の日曜が最後ぜよ。

ん~、正直辛いですな。

「竜馬がゆく」や龍馬をとりあげたドラマは色々みちょったですが、今回の「龍馬伝」はそれらとは違った印象がある。

脚色されている部分もあるのだろうが、坂本龍馬という人間が今の日本、平和な国へのおおきな舵取りをする重要な役割をした、という認識になった。
実際は明治以降は軍国主義などの間違った方向にも踏み出した日本なのだが、今の日本はあきれるほど平和な国なのだ。
大変よいことなのですが、平和の持続は気をつけねば間違えた指導者によりあっさり変わってしまうのかもしれない。
戦争は嫌だ、何があっても回避したいもの、しかし他国の侵略の脅威が消えない現状ではある程度の備えは必要なのであろう。
北朝鮮や中国、はたまたロシア、まだまだ気を許せる近隣国とはいいがたい。
自衛隊を暴力組織と言い放つような指導者に国は守れないだろう、現民主党政権は昨年の選挙公約に批判的ないし消極的肯定をしていた議員がいつのまにか中心になってしまっている、だから彼らは公約の反故は何とも思わない、いったん政権の座につけば現実という名の下に自民政権(末期)と同じような判断をしだしている。
鳩山内閣の交代劇も今から考えると一種のクーデター的な手法であったようにも思えてくる。
内閣支持率の推移は実に正直である、発足時は期待で高く、内容が無策であればたちまち下落する。国民は政治のどこを信じればよいのだろう、野党の時は国民の意見をよく聞き、与党になれば逆のことを言いだす、しばらくは日本の政治に希望の光は差し込んではこないのかもしれないが、官僚がその穴を埋めつつ、自分らの保身に頭を使う、そんな日々が続いていくのだろう。
そんな現代、やっぱり坂本龍馬のような人間が出現すればよいのに、って思うのは私だけではないだろう。
自己を犠牲にして、自己のリスクを恐れることなく国全体の行く末を良い方向に導いてくれる指導者、時代の必然が存在するのであれば、そろそろ出てくるころ、と思いたい。

坂本龍馬33歳、今の暦で12月10日没、その生き様、魂は永遠に日本人の心に生き続けていくのだろう。

龍馬伝・・・
「人は賢過ぎると、よくない側面もあると思います。
頭で考え、ロジックを組み立て過ぎると、時代の速さに負けてタイミングやチャンスを逃してしまう。
知らないことは人に聞けばいい、恥ずかしがったり、怖がったりせずに、“まず行動ありき”。
打ち破るべきは、自分の殻である。」
(坂本龍馬役の福山雅治さんのメッセージ、NHKHPより)

まさにその通りと思います、今の現代、今の若い人に伝えたいメッセージです。
恥をかくのが格好悪い、そんな認識がスタンダードになっている現代、本当の自分を見失っている人が多いんじゃないでしょうか。
いくつになっても、挑戦する心、公に貢献する気持ちを出来るだけ多くの人が持ち続ければおのずと世の中は住みやすい方向に向かうだろう。

龍馬伝、最終回、やっぱ泣いてしまうだろうな。

では。
Posted by sakapa at 02:36│Comments(0)
 
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