2011年02月15日

ワークショップ!!

workshopとは、
 本来「作業場」や「工房」を意味するが、現代においては参加者が経験や作業を披露したりディスカッションをしながら、スキルを伸ばす場の意味を持つようになっている。
(ウィキペディアより)

ふーん、

私は、現在、クラウドサーバーを複数管理し、オープンソースのCMSの設置は40種以上できる。
ネット環境さえあれば今はどこでも何時でもすぐドメイン取得してサイトが開けるようになった。
DNSサーバーの設定もそこそこ出来るようになったしグーグルappsもセッティングし利用している、メールマンなどのアパッチベースのアプリも使っている。
ネットの安価で使える利用法、相当つかんできたように思えるし、さらに理解しつつある。
イラストレータやフォトショップ、ドリームウィーバー、ファイヤーワークス、ファイナルカットもそこそこ使える。
PCの分解や修理もある程度自分でできる。
これらはどこかの学校に行って教わった訳ではない、すべて独学である。
最初の一歩は県立図書館の書籍から、で、アマゾンの1円ブックスを買いあさり、最近では書店で最新版の関連本を読みながら片っ端から実践する、という形。
実際はサイトで検索すればたいていのことは解るのだが、最初は検索対象のキーワードすらわからない、そんなとき書籍はいい、そう、書籍は書籍の良いところがあるのだ。
関連書籍の自宅在庫冊数は100冊はとうに超えている。だけども最近は新しい情報が津波のごとく押し寄せてくる、次から次へと新しい考え方やシステム、サービスが生まれている。知ってれば先に進める、応用が考えられる、だから毎月数冊は買い足していく。
知識が増えることはビジネスに必ずプラスになる、みえてくるところ、みるところが違ってくると思う。そんな現状の私にタイムリーとでもいうのかこの案内メールがきた、

「2泊3日のワークショップ」プログラマーとユーザーが参加する体験型研修会

場違いなのかもしれないけれど参加してみることに。

さて、どうなることやら。


以上が実は先月上旬に下書きにしたままでブログアップしてなかった文面です。
そして、あれから1ヶ月、私なりに「共生プログラミングキャンプ ワークショップ」参加の感想をまとめようと思う。

 一言で言うと、超刺激的な3日間であった。
まずはその場に居合わせた面々の個性と積極性に圧倒された。
展開はテンポよく、1分間の参加者全員の「何がやりたい」ないし「何が出来ます」自己紹介から始まった。
「バァーン」ドラの合図でどんどん進む。
とりあえず私は「PTAのコミュニケーションサイトの構築」なんてことを言った、「父兄が持つ子育ての悩みや経験をログとしてWebに残す、世代をこえて共有すればポジティブに」なんて調子でちょっと上がり気味に話した。
そして各作業グループに分かれる「農業チーム」「地域活性化チーム」「教育チーム」「ビジネスチーム」
で、私は「教育チーム」へと。
6名ぐらいのチームでディスカッション開始。
そこで、いつしか人との関係は配慮と調整が最善とでも勘違いしている自分が鏡に映る。
個々の教育論の発言が繰り返される。
何をするか、何をしたいか、が見えてこない。
最初のセットタイムが終わった。
そこで、プログラマーやコーディネーターの方達が言う、「自己のこれがやりたい、を遠慮しないで出すように、」
けれどもまだ遠慮気味の自分、それほど強いこだわりを持ち合わせていない現状もあったのかもしれないけれども、他人の意見とのすりあわせを考えたりする自分がまだいる。
2日目、他のチームは作業の方向性が固まり具体的に進みだしているようだ、すこし見学に回る。
教育チーム、まとまらない、いやまとめる必要はないのかもしれない、そういう流れになりつつあった。
パネルに途中経過を発表する。
一応自分なりに脳みそをフル回転させていろいろ考える。
PTAサイトは過去2年いろいろ試してはきた、突き当たった問題は参加する父兄をいかに多数にするかが最大の課題。
Gメールアドレスを全員に配布する。
んー使うだろうか? 
携帯はほぼ全員が持っていてもPCは持っていない。
使わない父兄が多いだろう。
こんな初歩的な問題が存在する。
ただ、具体的に私の役員をしている学校PTAに限定すればほぼ全家庭PCは持っている。
以前アンケートをとったことがある。
んーどうしよう。
そんなこんなの中、ほぼチーム内全員が興味を示したワードがあった。

「facebook」

これを使ってみては?

話題性がある、そして自分自身としても興味がある。

さてどう使う?

ここで3日間でプログラムをなにか創りだす、ということから外れてきたのかもしれない。
どうしよう?
いや、無理をしてもしょうが無い。
2日目夕方、コーデネータの方から再び「チーム内で無理にすりあわせせずにグループを分けてでもう少し自己主張をしてみてもいいのでは」とアドバイス。
この時、私は思った、「こういう部分が新しい物を生み出すのだろう、しばらくこのプロセスを私は忘れてたな」
3日目の午前、教育チームは基本的にセパレートに意見発表することになった。
午後にはプレゼンをしなくてはならない。
私はWebサイトをつくることにした「PTAクラウド」
ここに導入のチュートリアルを蓄積しよう、1人でするのじゃなくて有志が参加して積み重ねていく、有用なサイトをリンクしよう、関連情報をフィードしよう、そして中核に「facebook」を。

私的には今回のワークショップではここまで。
客観的に見ると3日間で成果物を生み出せなかったという結果ではある。
しかし、個人的には得るものは多かったし大きかった。
プログラマーたちの生み出す方法論っていうのかな、この部分は大変刺激を受けた。
コディネータの情報アドバイス、これも実に的確で大体の方向性を見つけることができた感がある。
3日間では創りだせなかった成果というものを将来生み出せる種、いや苗を創り出せたキャンプであったのではないかと思う。
参加の皆様、主催者の皆様に心より感謝申し上げます。
Posted by sakapa at 04:28│Comments(4)
この記事へのコメント
師匠、どっかで講師する?
Posted by asuasu at 2011年02月18日 18:28
asuさん>
いいとこあったら、よろしくね。
Posted by sakapasakapa at 2011年02月19日 23:48
もしかして、OK本さんって方いました?

また、お話きかせてください。
Posted by asu at 2011年02月23日 20:27
asuさん>
おったよ。
全国の図書館めぐりして世の中を良くすることをいろいろ考えてくれちょるらしい。
facebookのアカウントもっちょるかえ?
氏とはツイッターもfacebookもつながっちょるので参加してみればよいかもね。
Posted by sakapasakapa at 2011年02月23日 21:20
 
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