タイムズレター

物販商売では供給先も重要なポイントです。
商品企画開発、供給、価格など、良い仕入れ先を持てば全体的競争力が増す。
彼らとの関係も単なる売り手、買い手だけじゃ無い部分がある。
下記は昨日，当方に送られてきた取引先からのメールの一文です。


「いつもお世話になっております。
本日を持ちまして、２０１２年の営業を終了させていただきました。
不況と言われる中、お取引先様のご協力のおかげで乗り切ることがで
きました。本当にありがとうございました。

今年は、昨年秋以降大変なご迷惑をおかけしていたタイ国の洪水によ
る多大な欠品状況からは、何とか前半のうちに脱却したものの、売れ
る商品は過剰に売れる、売れない商品は全く売れない、という市場の
動きと同様の荷動きの影響で、人気商品の長期欠品を多数発生させ
てしまい、ご迷惑をおかけした１年となりました。
マーケットも、メーカーの乱立、価格低下、雑貨店舗の飽和状態にネッ
ト市場の増大が影響して、競争は激化し、ますます生き残りが厳しい
状況となっております。

弊社としては、少しでもこの厳しい状況の中、ユーザー様に選んでいた
だける商品を模索し、いいものをお届けできればと思っております。
２月のギフトショーではお客様の売上に貢献できる商品を多数ご紹介し
ていけるよう尽力してまいりたいと思っています。
２０１３年もどうぞよろしくお願い致します。」

実際のところ書いている通りのことが今年であった。
テレビによく出ている評論家、経済学者、政治家が今は知る由もない実態経済のまっただ中に私たちはいるのだ。
ここんところ国の施策に足を引っ張られることも多々あったのだが、私らは文句を言う前に自分らの経済を維持しなければならない、そのためにいろんな施策を講じなければならない。
私の場合はインターネット販売+実店舗販売で、どう相互プラスを実現するか、ここが商売人の思案のしどころである。
正直、夏前のころはどうやろうにもダメなような気もして事業自体を辞めるべきか、なんてことも頭をよぎった、けれども決まってそんな時にネット注文が大量に入る。
現状をどう分析するべきか？
どう展開するべきか？
方向性、需要、営業インフラ　その他色々考える、そんな毎日だった。
そんな時にひとつだけ「これは間違いない」があった。
これからは自分だけ儲かる、はダメだ、それでは長続きしない、競争力がつかない。
独自性と継続性を両立させるのだったら、ある程度周りと一緒に盛り上がらないと意味が無いじゃないのか。
そんなこんなでもう今年も残すところあとわずか、頑張るしかないね、やっぱり。


＊タイムズタイムは年内営業明日30日まで，年始は3日より開けちょります。