タイムズレター

株価が60％下がったので経営が立ち行かない、（アメリカ保険会社最大手AIG）
彼らはもともと「色即是空」の思考なのでしょう、日本国内の新進IT企業ってものもまさに、株価が資本で大きくなっているのは間違いないところです、この言葉でいう「色」は存在を意味し、すべての存在は元々「空」であり、すなわち存在自体は元々は空なものなのである、
そんなこと言えば人間様もみんな空であるし、生きる楽しみってどう考えるんじゃ？　ってことになりそうですかね、
ただ､今回のケースは元々、空なものを在るといって、欲を世界中からかき集め、そのまま空にしてしまうと、国としての言い訳がつかんので資金を回す、いわゆる最近の投資ファンドにはポリシーが皆無であるから、すぐに｢空」になる、先日までは、そんなマネーゲームで原油が高騰し、穀物価格を高騰させた、全くもって理不尽な話です、サブプライム問題はアメリカという国家が自国の景気対策として打ち出したようなもので､見事にそのつけが､全世界に回ってしまってきたのです、今回の事態は早期に収拾することと思いますがこれで恐慌なんてことになったら一種の国家詐欺です、このことをアメリカ自身もよく分かっているので必死に手を打とうとするのでしょう。

中小経営者たちは日々、自問自答、自己の存在が空ではないのだ、と言聞かせながら過ごしている方が多いと思います、確かに時代は産業、経済システムの一大転換期の中にはいっていますが、私らは、もがきながらも小さな幸せを有難いと感じながら働けること、このことを大事にしたいわけです、サブプライム問題のような訳のわからんことでとばっちりを受けるなんてもってのほかです、けれども影響は深刻な場合もあるかもしれません、「色即是空」　極力ポジティブにいきましょう、すべてはなるようにしかならない、しかし努力はし､最善は尽くす、自己の存在のためにね、そうすりゃきっと景気も上向きになるんじゃないかな、そう思いたいですね。