拝啓、商工会議所殿

sakapa

2009年05月18日 19:04

言わずともよいことか?

ま、私の性分からすればどうしてもね。

商業をされているかたなら、大小に関わらずご存知のことと思います、

「商工会議所」とは
1953年(昭和28)の「商工会議所法」に基づき設立される非営利の法人組織で、国民経済の健全な発展を図り、かつ国際経済の進展に寄与することを目的としている。
以下規則が続く訳ですが省略いたします。*興味のある方は調べてお読みください。

で、私が不思議に思ったこと。

①入会して最初に私のところに訪れたのが 「アクサ生命保険」の女性営業と商工会議所のスタッフであった、もちろん要件は保険の勧誘でございます。(これは間違いなく営利行為)
流石にあきれて、商工会議所に電話いたしました、
して、直ぐ、肩書きのお偉い方が(恐らく肩書きだけが偉い方中身は・・・)お詫びとか申しまして3人ほどお見えでした、別に怒っていた訳ではありませんし、ごく当然の見解をお話したまでのことですが、表面をつくろってお帰りになりました。
アクサは外資だし、他に保険会社はいくらでもあるわけです、そして間違いなく他の保険事業者も会議所の会員な訳ですよね、どうしたものでしょう、まったく呆れてしまいます。
もちろん私は知っていますよ、日本団体生命*という会社と商工会議所の関係はね、それ自体、本来の設立の趣旨から逸脱しているのにもかかわらず、現在も絶賛継続中なんですから、もうあきれますわー。
この不況の折、一般商工者は大変というのに、国の施策予算の受け皿の商工会議所さん、早く目を覚ましてほしいものです。

②.③・・・・と並べればきりの無いほど不思議に思うことありますが、この組織の意味するポジションは本当は大変重要なのです、威張ってばかりじゃなく発足時の志、再認識していただければ、と思うこの頃ででございます。


*日本団体生命は、1934年わが国初の団体保険事業会社として誕生。初代会長には日本商工会議所会頭を迎え、各地商工会議所の会頭などが経営を主導。
その後、各地の商工会議所の会員事業所向け福利厚生制度(共済制度)として団体保険の普及に取り組み、1967年に「生命共済制度」1970年に「特定退職金共済制度」がそれぞれ発足。
2000年3月、アクサ生命と日本団体生命(商号変更後:アクサ グループライフ生命)は共同保険持株会社を設立し、両社は同持株会社の100%子会社となる。2005年10月、同じく同持株会社の100%子会社であるアクサ グループライフ生命と合併。




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