ガソリン税

sakapa

2009年09月04日 00:42

正式には揮発油税及び地方揮発油税、多くの方が勘違いされているのであえて確認しておきます。

ガソリン1リットルあたりの税金(単位円)

       揮発油税  地方揮発油税   合計
本則税率  24.3       4.4      28.7
暫定税率  24.3       0.8      25.1  ← この部分が無くなる、いや元々無かったもの。
税率     48.6       5.2       53.8

自民党が今まで国民をだまし続けてきたため誤解されているかたが大半のようですが、暫定税率が廃止になっても道路特定財源がゼロになるわけじゃありません、元々、道路を本来の財源以上に造りすぎ財源が不足したため自民党が暫定的に税率を倍にしてきたわけで、その後、これはよい税金の取り方とでも思ったのでしょう、30年以上延長してきているものです。
自民党さんはある意味、今までいかに国民から自分らの権力に使える財源を誤魔化して徴収するかの工夫をしてきたとも言えます。
年金制度もしかりですが与党議員は全員このからくりは周知していたわけで、しかし言い出しきれずにここまできたのでしょう、結局、年金はその矛盾と制度不備がバレ、道路も余計な造りすぎ道路がバレ、野党の悪口で誤魔化そう、って思いきや、今度の今度は有権者の審判で大量退場することになったということでしょう。
つまり、道路財源、暫定がなくなれば本則の税だけになる、っちことですよ、善良な市民のみなさま、これはですね、道路族議員が居なくなれば十分地方の必要なところには回る金額です、もういい加減、自民党のまやかしには決別すべき時期なのです、普通に原則に立ち戻って税金の使い道を考えよう、考えてもらおうではありませんか、ここから上手にスクラップアンドビルドをすれば将来、消費税を上げる、なんてことも回避可能なのではないでしょうか、欧米が10%以上だからといって日本も、なんてのは最後の最後の手段です、日々節約、倹約の市民、税金ジャブジャブ使い放題の天下り官僚、利権政治家一味、どちらが正義か、っち判りきっています。
良識ある国民の多数がやっとのことで掴み取った政権交代、馬鹿げたデマなどに惑わせることなく新政権に期待してみるべきではないかと私は思います。


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