盛者必衰のトラウマ?!

sakapa

2009年09月10日 05:00

アメリカの経営学者曰く、リーマンブラザーズやGMなどのいわゆるエクセレントカンパニーが衰退、破綻する原因として7つの企業習慣病があるという。
近視眼、傲慢、成功依存症、現実拒否症、拡大偏執症、現状満足、たこつぼ化の7つだとか。
先日の朝日新聞にこれらの法則は日本の官僚組織、はたまた自民党にもあてはまる、という記事出てました。

確かにね、って思いはいたします、ただこの7つの項目、縮尺は違えど、最近の若い世代にも言えることなのではないかと思います。
少しの努力で成功を安易に夢見る、そして自慢、傲慢へと。
いわゆるゲーム世代っちゅうんですかね、物事、安易に且つ短期の成功を夢見る、こんな考えが見え隠れする若い方、この頃多いです。もっと謙虚に生きた方が他から吸収することも多いだろうし、長い目でみたら持続的に成長もする、そして幸せな気持ちも永く続くんじゃない? って思います。
日本国内の新進ベンチャー、IT社長たちもそのようなイメージが強いですね、メディアの露出の仕方がそう見せてしまうのかもしれないけれども、彼らが何十年後も繁栄しているとは誰も思わないだろう。
今にして思えば、本田、豊田、松下、ソニーなどの創業者はいずれも謙虚な経営者であったように思います。

9月8日グッドウィルの折口社長が破産。
あれま、っちニュースでした。

誰しも人間、こういった習慣病のリスクととなり合わせなのでしょう、

苦労を忘れず、苦労を惜しまず、謙虚に辛抱強く生きる。

今のこの時期、そんな気持ちを忘れないよう心がけたいものです。

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