2009年07月20日
後期高齢者医療制度
後期高齢者医療制度
2006年(平成18年)
2月10日 第3次小泉改造内閣で「健康保険法等の一部を改正する法律案」が第164回国会に提出される。
5月17日 衆議院の厚生労働委員会で強行採決により法案が可決。
5月18日 衆議院で、自民党・公明党与党の採決によりこの法案を可決。
6月14日 参議院で可決、成立。
6月21日 公布。
*法律名を従来の「老人保健法」から「高齢者の医療の確保に関する法律」に変更。また制度名も「老人保健制度」から「後期高齢者医療制度」に改めた。
自民党、悪法シリーズの特徴は法律や制度のネーミングで国民に最初の印象をごまかす、という特徴が必ずあります、長年有権者を騙す事に慣れてしまって、いつしかそれがスタンダードになってしまったのでしょう。
後期高齢者医療制度
みなさん周知のとおり、お年寄りの少ない年金から強制的に保険料を徴収するというなんともクールな悪法です、そしてこちらも歳出削減という財政改革の一環との名目にて各保険組合やご高齢の被保険者からの負担増で国の支出をカバーするという、これまた国の無策ぶりを合法的に民間の負担に転化するという従来型の自民党ならではの発想といえるでしょう。
え? 言い方が厳しい?
とんでもないですよ、対象のお年寄りの方々、保険組合を運営者の難儀を考えればまだまだなまぬるい表現かもしれません。
この法律にはある伏線があります、中川昭一議員が政治資金収集パーティでお話になっていましたが、彼らが狙っているのは高齢者の貯蓄なんですね、高齢者の貯蓄が100兆円以上日本にはあるらしく、それを消費にまわしてもらえれば世の中の景気が良くなる、と彼らは公然と言うのです、だから幾分の医療費のご負担を、ということらしいのですが、全くもってとんでもない話でしょ、大多数の日本人は節約、倹約が生活の中で身についています、そうして年齢を重ねた上で貯めた貴重なお金、それをなんで無能な政治のつけに、まわさなきゃいけないのでしょうか? 悪ふざけもいい加減にしてほしいものです。
育児環境が整い、孫の為に惜しげなく貯めたお金を消費する、こういう風には考えられんのでしょうか。
育児環境に予算を厚くすれば子どもが増えて、自ずと孫が増える、その上孫のおかげで高齢者の元気も増して免疫力が高まる、病院に行く回数も減る、そして孫の為の買い物も増える、つまり社会全体の消費が増える、消費が増えると景気が良くなる、景気が良くなれば税収も増えてお国の財政も健全化へと。
ま、言葉で言うのは簡単ですが、今の施策の方向は全く逆向いてます、現政権与党ではとうに政策立案能力が限界にきているのでしょう。
来るべき総選挙、有権者は悪法の存在を忘れてはいません、後期高齢者医療制度については自民党、公明党の中にも問題視している議員がいますが、ごまかされない為にも今度は政権交代しか改善の方法は見当たらないと思いますね。
2006年(平成18年)
2月10日 第3次小泉改造内閣で「健康保険法等の一部を改正する法律案」が第164回国会に提出される。
5月17日 衆議院の厚生労働委員会で強行採決により法案が可決。
5月18日 衆議院で、自民党・公明党与党の採決によりこの法案を可決。
6月14日 参議院で可決、成立。
6月21日 公布。
*法律名を従来の「老人保健法」から「高齢者の医療の確保に関する法律」に変更。また制度名も「老人保健制度」から「後期高齢者医療制度」に改めた。
自民党、悪法シリーズの特徴は法律や制度のネーミングで国民に最初の印象をごまかす、という特徴が必ずあります、長年有権者を騙す事に慣れてしまって、いつしかそれがスタンダードになってしまったのでしょう。
後期高齢者医療制度
みなさん周知のとおり、お年寄りの少ない年金から強制的に保険料を徴収するというなんともクールな悪法です、そしてこちらも歳出削減という財政改革の一環との名目にて各保険組合やご高齢の被保険者からの負担増で国の支出をカバーするという、これまた国の無策ぶりを合法的に民間の負担に転化するという従来型の自民党ならではの発想といえるでしょう。
え? 言い方が厳しい?
とんでもないですよ、対象のお年寄りの方々、保険組合を運営者の難儀を考えればまだまだなまぬるい表現かもしれません。
この法律にはある伏線があります、中川昭一議員が政治資金収集パーティでお話になっていましたが、彼らが狙っているのは高齢者の貯蓄なんですね、高齢者の貯蓄が100兆円以上日本にはあるらしく、それを消費にまわしてもらえれば世の中の景気が良くなる、と彼らは公然と言うのです、だから幾分の医療費のご負担を、ということらしいのですが、全くもってとんでもない話でしょ、大多数の日本人は節約、倹約が生活の中で身についています、そうして年齢を重ねた上で貯めた貴重なお金、それをなんで無能な政治のつけに、まわさなきゃいけないのでしょうか? 悪ふざけもいい加減にしてほしいものです。
育児環境が整い、孫の為に惜しげなく貯めたお金を消費する、こういう風には考えられんのでしょうか。
育児環境に予算を厚くすれば子どもが増えて、自ずと孫が増える、その上孫のおかげで高齢者の元気も増して免疫力が高まる、病院に行く回数も減る、そして孫の為の買い物も増える、つまり社会全体の消費が増える、消費が増えると景気が良くなる、景気が良くなれば税収も増えてお国の財政も健全化へと。
ま、言葉で言うのは簡単ですが、今の施策の方向は全く逆向いてます、現政権与党ではとうに政策立案能力が限界にきているのでしょう。
来るべき総選挙、有権者は悪法の存在を忘れてはいません、後期高齢者医療制度については自民党、公明党の中にも問題視している議員がいますが、ごまかされない為にも今度は政権交代しか改善の方法は見当たらないと思いますね。
Posted by sakapa at 13:22│Comments(3)
│政治・経済
この記事へのコメント
http://www.pref.oita.jp/annai/bosyu/
大分県でもこんだけの補助金事業を募集してますね。
こんなモンに税金遣わなくてもいいのに・・・
とか
財政難っち割にはよくこんな事に税金遣えるなぁ
別に遣らなくてもいいでしょ?
これやったから何?
というものが少なくないと感じています。
これらの予算を他に回せば、もっといろんな事が出来そうです。
国も基本的には同じですから
大分県でもこんだけの補助金事業を募集してますね。
こんなモンに税金遣わなくてもいいのに・・・
とか
財政難っち割にはよくこんな事に税金遣えるなぁ
別に遣らなくてもいいでしょ?
これやったから何?
というものが少なくないと感じています。
これらの予算を他に回せば、もっといろんな事が出来そうです。
国も基本的には同じですから
Posted by ペーター at 2009年07月20日 13:42
障害者自立支援法・・・
これはこの前捕まった、厚生労働省の女性官僚(高知大卒)の仕事ですね・・・。
後期高齢者・・・
これも悪名高い悪法・・・。
しかし、表面にでてくるのは、トカゲの尻尾きりの面々・・・。
裏で暗躍しているご老体は、金を墓場まで持っていくつもりらしいですね・・・。
やれやれ・・・。
これはこの前捕まった、厚生労働省の女性官僚(高知大卒)の仕事ですね・・・。
後期高齢者・・・
これも悪名高い悪法・・・。
しかし、表面にでてくるのは、トカゲの尻尾きりの面々・・・。
裏で暗躍しているご老体は、金を墓場まで持っていくつもりらしいですね・・・。
やれやれ・・・。
Posted by ト二ー
at 2009年07月20日 23:48

ペーターさん>
国から交付される予算、用途制限が多く、地方の自由にならないようですね、現状、地方分権を進めればなんとかなるのか、ただ無駄使いの方法が変わるだけなのか、微妙なところかもね。
トニーさん>
今の政治のパフォーマンスの悪さを象徴しているような法律ですわー、
とにかく政権交代、それから自民党改革なのでしょう。
国から交付される予算、用途制限が多く、地方の自由にならないようですね、現状、地方分権を進めればなんとかなるのか、ただ無駄使いの方法が変わるだけなのか、微妙なところかもね。
トニーさん>
今の政治のパフォーマンスの悪さを象徴しているような法律ですわー、
とにかく政権交代、それから自民党改革なのでしょう。
Posted by sakapa
at 2009年07月21日 00:07
